三原由宇出張写真室

2020年7月30日木曜日

いわくにバス72県営黒磯線門前 13:34














 
 
 
もとは田んぼを埋めてできたと思われる住宅地には、ハス田がところどころにあって、咲き始めた蓮の花が夏の風に揺れている。
  
ミルクを飲んだばかりの赤ちゃんは寝ていたのだが、服を着替えさせようとすると泣き出してしまった。
 
なんとかあやして落ち着いたものの、結局ずっと起きている。それはまあ仕方がない。それでも泣かなければ写真は撮れる
 
 
 
赤ちゃんだけの撮影を終えたあと、ママとのツーショットを撮ると喜んでくれた。
 
赤ちゃんが生まれて10日経つそうだが、母子の写真というのはつい忘れがちになってしまう。
 
これからずっと長い子育てという物語の1ページ目に載せる写真が撮れた。
 

 
撮影終えてバス停に向かって歩いていると、下校する小学生の列とすれ違う。ほとんどの子が「こんにちは!」と声を上げて挨拶する。ほんの2、300メートルの間に10回くらい挨拶を返す。
 
 
バス停に着くと、遠くには形の悪いソフトクリームのような入道雲が青空に立ち上がっているのが見える。ようやく梅雨が明けたらしい。
 
北のほうから灰色の雲が頭上にかかってくる。雨の匂いがする。バスに乗って錦川を渡り終える頃に大粒の雨が窓を濡らした。