札幌市交通局南北線大通駅 17:24
最高気温が10℃でも地下に潜れば寒さをしのげる。
札幌駅から大通公園に向かって伸びる長く広い地下道には人が多い。地上の歩道を歩く人の10倍くらいいるんじゃないか。
ところどころにベンチやテーブルがあったりして休憩できるのがいい。なんならWifiも飛んでいる。
撮影の合間にその一角で仕事していたら、スポーカーから歌が聞こえてくる。
ゆったりと懐かしい感じのする曲調。
聞き覚えのあるメロディだ、なんだっけ……と記憶を辿れば札幌市営地下鉄のホームで列車が到着する前に流れる音楽だと思い当たる。
やはり原曲があったのか(そりゃそうだ)。
曲の存在を意識したとたんに、何の曲ののか知りたくなるもので、さっそくネットで検索するとトワ・エ・モワの「虹と雪のバラード」と出る。1971年。そんなに古い歌なのか。
1972年の札幌冬季オリンピックの公式テーマソングとのこと。
♪生まれかわるサッポロの地に きみの名を書く オリンピックと
昭和な歌詞とメロディ。
ちょうどその歌が生まれた頃に生まれた人の心に響く。
そうなるとメロディが脳内ループしてしまうが、知ることができてよかった。今日一番の収穫である。