東京地下鉄日比谷線秋葉原駅 21:29
とある会社の新しいオフィスが完成してのお披露目パーティーを撮影。
「レセプション」だというのでいちおうスーツ着て行ったのだが、IT系の会社は服装自由である。会場内はカジュアルファッションの人がほとんどで、スーツのほうがかえって浮いてしまう。
結婚式の撮影では人を見るのが楽しみのひとつ。
たいていの場合、新郎新婦の仕事に関わる人たちが集まってくる。
その人たちの雰囲気から業種がなんとなくわかるようになってきた、と言ったらおこがましいかもしれないが、違いはある。
自衛隊、警察、消防関係の人たちは体育会系のノリだし、商社金融関係だと立ち振る舞いに余裕を感じる。
医療看護に携わる人たちは総じておとなしく控えめで、教員や保育士はそこに多少の賑やかさが混じるだろうか。
しかしIT関係の人たちはよくわからない。
レセプションに集まった社員さんも種々雑多。一見しただけではなんの仕事をしているのかよくわからない人たちばかりである。
そんな自由さが仕事には必要なのだろう。
撮影終わって外に出るとコートがいらいないほどの暖かさである。
気がつけば明日から3月だ。
年が明けたのって先週くらいじゃなかったっけ。1ヶ月が1週間くらいに感じる。