福知山線黒井駅 19:5
とある会社の依頼でサイト用写真撮影。
終わって帰ろうとしたら「車はどこに停められました?」と聞かれるが、電車ですよ?駅から30分なんで、と答えたらやっぱり驚かれた。
一里(4km)にも足りない距離なら徒歩圏内。昔はみな歩いて移動したものです。昭和の初め頃までは。
雨降る山里の一本道である。行きも帰りも、僕のほかに歩いている人を見かけない。
農家の庭先にいた犬が僕を認めて大声て吠え立てる。軒先に出てきたおばさんが不審者だろうかと凝視している。
車社会の地方で歩くとかえって目立つ。
そもそも車は運転しなければいけないのが一番のネックである。交通事故のリスクだってある。
座ってさえいれば勝手に目的地まで運んでくれる電車の利便性のほうがはるかに高くて安全だ。
自動運転の「自動車」が気軽に買える時代が来るまでは、ずっと電車に乗っているだろう。鉄道好きだし。
山陽本線尾道駅 7:49
兵庫県丹波市まで。
播但線、加古川線の本数が減ったせいで、遠回りの福知山線経由で行くことに。みどりの自動券売機が最短距離である加古川線経由の乗車券を発行しないことに憤る朝。
山陽本線網干駅 10:44 網干始発の新快速に乗り換え。「川の上に建つ家」を今日も眺める。