2018年5月6日日曜日

神戸市中央区栄町通三丁目 10:15

 

 
 
 
ゴールデンウィークの終わりとともに、西から天気が崩れてきているらしい。
朝の神戸には青空が残ってくれた。
陽射しが強くて、子どもと遊ぶならTシャツ一枚でないと暑すぎる。
 
小学一年生になったばかりの男の子は、カメラを向けると素早くにっと笑った顔を作る。ほとんど条件反射のようだ。
なぜ、そういう表情をするのかと尋ねると「しゃしんとるときはそのほうがいいとおもうから」だそうだ。

きっと入学式の写真も、彼は同じ表情で写っているに違いない。彼なりにその表情のほうが大人に受けると思ってやっているのだろう。
 
とりあえず遊んでいるうちに、彼は写真を撮られることをだんだん意識しなくなって、子どもらしい無邪気な笑顔が現れる。
 
彼のような子どもだけではない。自分のイメージを大切にしている大人も同じで、カメラをけると澄まし顔でやや口角を上げる。中国などのアジア系の人たちにも多い。常に一定のクオリティで提供される笑顔には感心するが、自然な表情を撮りたいフォトグラファーにとっては、そんな人たちを撮るのが一番難しい。