2018年5月4日金曜日

函館本線札幌駅 20:50


  
 
 
 
冷たい風が吹いて、満開の桜の枝が揺れる。
その下に新郎新婦が立っている。この地で育った新郎はほとんど言葉を発しない。それで二人のコミュニケーションは成立する。岡山で生まれ育った新婦は、今年初めて北海道の冬を越して、遅い春とともに結婚式を迎える。

とあるミュージシャンのライブで偶然隣の席になったことから二人の仲が始まった。
なかなかドラマチックな出逢いである。二人の苗字が同じであるのも何かの縁だろう。
どうか末長く幸せになってほしい。結婚おめでとう。
 
 

挙式が終わって披露宴をするレストランへ出発する前、新婦さんから挙式のデータがほしいと言われる。
神社近くのDPE店でプリントして会場で飾るという。その場でPCを開いて急いでセレクトし、SDカードに入れて渡す。
  
DPE店の店頭プリント機でデータを見て選ぶつもりだったようだけど、挙式までの撮影で数百枚になっているデータから数枚を選ぶのは慣れていないと難しいものである。
  
インクジェット式のプリントはものの数分でできあがる。
レストランの壁に貼られた写真を参列者が「あら、今日の写真!」と興味深そうに見ているのを見るのは撮った僕も嬉しいものだ。
 
ただやはり…銀塩式のプリントに比べると、きめ細やかさが劣る。
耐久性もそれなりであるし、あとで銀塩式で焼き直してもらいたいとフォトグラファーは思う。