名古屋鉄道西尾線西尾駅 10:57
公園の桜は二輪三輪と咲き始めた頃で、桜を背景に姉妹の姿を撮って欲しいというママの目論見は外れてしまった。
もっとも子どもたちは桜よりも遊ぶことに夢中である。遊具で二人と一緒に遊び始めると、すんなり仲間に入れてくれた。
途中で桜を求めて別の公園に移動。
小高い山の上は芝生の広場になっていて、それを取り囲むように桜の木が植えられているのだが、やっぱり咲いていなかった。
山からは西尾市街が見渡せる。姉妹はは花やドングリを拾ったりしてのんびり遊ぶ。春らしい光景であった。
次の撮影は清須なので、西尾から安城に出て東海道線に乗り換える。
名鉄の南安城からJRの安城駅へ続き道の両側はアーケードになっていて、小さな個人商店が軒を並べている。昭和時代の商店街で、懐かしい。もっとも閉店してしまった店も多く、いずれシャッター街になってしまうのだろう。
ぼんやり歩いていると、賑やかな鳥の鳴き声が聞こえてきた。どこに鳥が、と思って見上げるとアーケードの軒に「鈴木小鳥店」という看板がある。店の前に並べられた鳥かごからインコが立ち止まった僕を眺めていた。