日東交通太田循環線恋の森 11:50
黄砂が来ているらしく、薄ぼんやりした青空である。
お宮参りに来た家族は、春の陽射しの中をのんびり歩いて参拝する。
二人目の赤ちゃんは女の子で、祈祷の前に目を覚ますとお腹が空いたのか、大声で泣き始めたのでママはミルクをあげる。待っている間、二歳のお兄ちゃんを撮る。ちょっと遊ぶとよく笑ってくれる子だった。
子どもを育てるということは、やっぱり嬉しいことなんだろう。
参拝のあと、お家で二人の子どもを寝かせて写真を撮っていると、パパが目頭を押さえていたのが視界の端っこに入ったけれど、僕は気づかないふりをしていた。
日常はたいへんなことだらけだろうけど、いつかまた、子どもの成長に合わせて嬉しいことがやってくる。
赤ちゃん誕生おめでとう。