阪急電鉄神戸本線神崎川駅 15:57

 
 
 
  
電車を降りると土砂降りの雨である。
  
お家まで15分くらい歩くから、濡れる覚悟をして駅を出ると、ちょうどタクシーが通りかかった。今日はついてる。
   
 
初孫が生まれてお食い初めをするから、その写真を撮って欲しいというご依頼。
 
お食い初めは5分とかからないから、それまで赤ちゃんの写真を撮る。
 
すでにむっちりとしていて、抱っこするとずっしり重い。
 
昨日がニューボーンの撮影だったから、なおさら重く感じるのかもしれない。ずいぶんと違うものだ。
  
 

赤ちゃんはまずまずのご機嫌で、笑顔の写真も撮れてよかった。
  
ただ、主役の赤ちゃんよりも、真っ赤な頭のパパのほうがインパクト強すぎだった。
 


いよいよお食い初めの段になると、祝い膳を準備したおばあちゃんが、お食い初めの意味を息子に説明する。「子どもが食べものに一生困らないように、と心の中で思いながらやってね」
    
新米パパはおっかなびっくり赤ちゃんの口元に箸を運ぶ。
   
とりあえず子どもが独り立ちするまで親が食べさせていかねばならない。パパは責任重大だ。がんばれよー。
  

 

撮影終わって梅田に出て、東海道線で東京へ。
 
日付が変わる前に着くために、熱海で新幹線に乗り換える。乗り換え時間6分。
 
熱海に着いてドアが開くなり階段を降りて新幹線の乗り換え口へ。18きっぷを見せて新幹線の切符を買う。窓口氏はちらりと腕時計を見ると、端末のモニタにせわしく指を走らせた。

 










 

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