予讃線丸亀駅 16:35
もとは魚屋さんだったという家は現在リフォーム中である。
資材が置かれた土間から上がって茶の間を抜けて黒光りする廊下の反対側の引き戸を開けるとママの父上がテレビを見ながらまったりしている居間で、家の中では一番光の具合が良かったのでニューボーンフォトをそこで撮る。申し訳ないのであるが、父上には場所を譲っていただいた。
大晦日に生まれた赤ちゃんは、ミルクを飲んだらあっという間におとなしくなり、ほとんどぐずることもない。
おかげで撮影は順調に進み、予定通り1時間で終わった。
ママは出産に11時間もかかったそうで、それはそれはたいへんでしたねと僕は言うだけ、それは想像を絶する。
無事に生まれておめでとう。
子育てもたいへんだけれど、赤ちゃんはとにかくかわいい。新しい家族の幸せを願ってやまない。