広島県神石郡神石高原町小畠 12:30

 
 

  
四人目になる赤ちゃんは女の子で、さかんに手足を動かし続ける。そのうち眠くなったのかぐずり始めた。
 
ママのお腹の中にいたときからよく動く子だったという。どんなふうに大きくなってゆくのか楽しみである。
 
彼女のために用意されたベビードレスを着てニューボーンフォトを撮る。
 
赤ちゃん用の衣装は持ってゆくけれども、思い入れのあるベビードレスを着せて写真を撮るのもいい。
 
定番とはまったく違うベビーラップをしないニューボーンフォトである。選んでくださってありがたい。 
 
 
 
ぐずる赤ちゃんをあやしながら撮っていたら、お昼の時間にさしかかる。パパはキッチンに立って何やら炒め始めた。
  
育休を取って、家事のほとんどをやっているそうだ。「助かります」とママは言う。
 
20年前には考えられもしなかったライフスタイルで、こればかりは日本の社会も少し進歩したなあと思う。
 
 

お昼ごはんに彼の作った焼きそばがテーブルに出てきてご馳走になった。 
 
焼きそばはどこかのお家でもいただいたなあ。たしか「とある日」の撮影だった。 
 
作るの簡単お手頃な焼きそばは、子どものいる家庭の定番のお昼ごはん。僕もよく作ります。
 
 
帰り道。福塩線備後三川駅に寄って待合室のベンチで仕事する。

駅舎入口のガラス戸にカエルがいた。

どこから迷い込んだのか。


君が帰るべきは田んぼじゃないのか。


二軒目の仕事場は道の駅クロスロードみつぎ。

藤棚かと思ったらブドウ棚だった。

おいしそうなのが生ってるんだが、採っていいのかしらん。注意の張り紙もない。

夜ごはんを作らず駅前の居酒屋に行く。たこ刺しおいしい。