東海道本線三島駅 20:45
尾道から12時間で三島まで来た。東京まであと2時間である。
いつも仕事しながら電車に揺られて、いつの間にか乗り換え駅に着いているのだが、なんだか今日はいつもよりも時間の経つのが早い。あっという間に三島まで来てしまったような気がする。
しかも今日はカープのナイター中継を聴いていないじゃないか。せっかくドラゴンズに勝っているというのに。
野球を聴かないのは、考えながら文章を書いていたからである。
小学4年生の国語の授業で学ぶ「ごんぎつね」について、僕なりの読解方法を書く。
僕は学校の先生でもない、教育にはまったくの素人である。
おこがましいことだと重々自覚しているけども、書くのは自由だ。もしそれが間違っているなら、読んでくれた子ども自身が違和感を覚えるに違いない。
子どもの感受性、読解力は素直で正しい。
それにしても知っているはずの物語でも、読み込んだり調べたりするといろんな発見があるものですね。
無知を晒すようで恥ずかしいのだが、彼岸花が田んぼの畦道によく咲いている理由を今日初めて知った。頭の中で「へぇボタン」を押しまくった。
電車に揺られながら、なるほど、すごいなあと、感嘆と詠嘆を繰り返していたら、あっという間に着いてしまった。
楽しい時間は過ぎるのが早いという。
こんな感じで書いてみようと思います。
まだ「ごんぎつね」を読んだことのない小学4年生、すでに読んでしまった小学5年生、6年生のお子さんに読んでもらえたら嬉しいです。