鞆鉄道鞆線鞆港 13:32
七五三の写真を撮る。
七歳の女の子に将来何になりたいか問うたら「建築士」という答えであった。ママもそれを知っているようで、以前テレビで見た建築士の仕事に憧れているのだそう。しっかりした女の子であった。
鞆の町は初めて訪れたのだが、想像以上に古い建物が多いのと、観光地化が進んでいるのに少し驚く。12月の平日の寒い日にもかかわらず、街を散策する人もちらほら見える。これで旅行シーズンともなれば、海に面した小さな町の混雑ぶりは容易に想像できる。小さな港の景観を壊すような橋の計画に地元の人が賛成するのも無理はない。しかし、この古い町並みと江戸時代から続く港の景観はどうか守ってもらいたいものだ。景観を壊すのはたやすいが、歴史的、観光的価値は二度と取り戻せない。