尾道 17:06

 
 

 
 
寒空の下、海べりの堤防の上で、高校生のカップルだったり友達同士が座っておしゃべりしている。傍に冷たい飲み物のカップがある。
 
若いと寒さを感じないんだろうか。僕にはもう無理です。
  
 
 
2台あるD780のメインで使っていたほうが、シャッターミラーがおかしくなり、修理に出す。昨夏に買ってから、シャッター回数は10万を超えてるから、仕方がない。
 
銀座にあったニコンのプロサービスは閉鎖されて新宿に移った。銀座に慣れ親しんだだけに、新宿のニコンはなんか行きづらく感じる。
 
 
 
この十数年の間、拡充より縮小のほうが多くて、気分も細る。僕の世代より若い人たちは、高度成長期やバブル期のような「イケイケドンドン」な空気をついぞ味わったことがない。
 
おまけに昨年からのコロナウイルスの影響で、街角の風景も寂しくなるばかりである。夢でも見ているようで、そういう時代に生きているのだなあと、ときどき不思議な感覚になる。
 
 
 
そういう社会なのに、みな我慢強く辛抱している(ように見える)のは、不自由さと引き換えの秩序を大切にしているからだろうか。
 
いつかその秩序が破綻して、出現する混沌の自由を味わってみたいような……気がしないでもない。そういう時代が来るのかどうかわからないけど。