高槻市交通部65系統日吉台口 13:27

 
 
 
  
その整骨院を訪れるのは6年ぶりであった。前の院長さんから引き継いで新しい整骨院になるらしい。ホームページを更新する必要があるので、その写真を撮りに伺う。
  
必要なカットをまとめておいてくれたので、それを香盤代わりに撮影を進めて1時間で撮り終えた。
  
最後に彼の二人の子どもと一緒の写真を撮って欲しいとのこと。写真に「二児のパパです」というキャプションをつけたいのだな。
  
撮るのはお安い御用だが、三歳と一歳の子どもにとっては、まったくわけがわからぬ。パパからいきなり「写真撮るよ」と言われて怖がって泣き出してしまった。
  
子どもの撮影には別の「段取り」(遊び)が必要で、それをすっ飛ばすと子どもは笑わない。
 
笑ってない子どもの写真を撮っても使い物にならない。撮影モードを大人相手から子ども相手に切り替えてしばらく遊び、なんとかいい雰囲気の親子写真が撮れた。
 
 
 
撮影終わって機材を片付けても、二件目の撮影までには時間がある。バスには乗らずゆっくり歩きながら坂を下りる。
 
高槻市日吉台は丘の上にひらけた住宅地。真新しい家に混じって昭和な家が建っている。ここはいつ頃できた街なのだろうか。 
 
高槻の市街地から伸びた道は狭く、そこをバスが行き来する。交通量も多いが、住宅密集地では道路の拡幅もままならないのだろう。
 
もっとも、狭い道を大型のバスが走り抜ける光景は「萌える」。じつは高槻駅から乗ってきたときから、帰りは歩いて写真を撮ろうと決めてました。
 
運転士さんにとって難しい路線ほど、見ているギャラリーの楽しみは増す。すいません。