尾道 14:02
家事と仕事をしていたら日が暮れた。
夜は椅子に座ってPCに向かっていると、猫が膝に乗ってくる。しばらく撫でているとそのまま寝てしまう。重たくなって下す。
こういうのを写真に撮っておきたいなあと思うが、自撮りするのは難しい。
家ではくたびれた猫の毛だらけのフリース着てぐだぐだしてるだけのみっともない姿なのだが、それが紛れもない僕の人生であろうし、写真に残しておくのは悪くない。
それだって、いつか死んだら落ち葉が風に吹かれて散らばってなくなるのと同じように消えるだろう。
歳を重ねるにつれて「メメント・モリ」をよく意識する。
いつも目先の仕事やら雑事に追われてそれどころではないのだけれど、行き着くところは必ずそこなのである。
俗に言う「ピンピンコロリ」とかそういうことではない。できるだけ「上手く」死にたい。