2018年8月6日月曜日

富士急シティバス河口湖駅 18:26

  
 
 
 
三島行きのバスを待つ間に雨雲が押し寄せてきた。駅の周りで雷の音が低く響く。
 
駅前のロータリーはひっきりなしに大型観光バスが出入りしている。富士山の麓は観光シーズン真っ盛り。
外国人旅行者が多い。自分の乗るべきバスがわからず、発車間際のバスに駆け寄っては運転士に行き先を尋ねる。
 
「フジサン?ステイション?ゴゴーメ?」
初老のバスの運転士が両手を山の形にして白人の夫婦に聞き返す。
 
富士急が富士吉田駅を富士山駅に改称して何年経つだろう。イメージを優先させたのだろうが、現場は案内に苦労しているようだ。
 
眺めていると、バスの乗り場がわからずうろうろする日本人旅行者に対して、漢字が読めない外国人は積極的に運転士に聞きに行っている。日本人は遠慮するのだろうか。運転士は慣れっこのようで、よく対応している。
 
雨が強くなってきた。
東京方面に向かうバスは満員で出て行くが、三島行きは空席が目立つ。
バスは暗くなり始めた道を山中湖を目指してゆっくり走りだす。