尾道 16:35
カレーを作るときにはフライパンを使う。
はじめに野菜や肉を炒めるのは鍋よりもフライパンのほうがやりやすい。
玉ねぎがしんなりしたら、酒を足して蓋をして蒸し焼きにすると野菜の水分が出て、あとから足す水を少なくできる。
それが正解なのかどうかわからないけど、そんなふうにして作っています。
まあおいしいと思えれば作り方なんてどうでもいい。
何年か前にネットで、市販のカレールーを何種類も混ぜて作ると一種類だけのものよりおいしくなる、という記事を読んでから、いつも2〜3種類のルーを混ぜて作っている。
探してみたらまだあった。3年前だ。
固形のものより粉状のルーだと分量を調整しやすくていい。
自分で比較したわけではないので、果たして混ぜたほうがいいのかどうかわからない。
なかば迷信のようだけど、おいしくなってると思う。たぶん。
人によっては牛乳やチョコレートや醤油を入れたりするだろう。
カレーの作り方なんて人それぞれだから、金子みすゞの言う通り「みんなちがって、みんないい」
先日ひっさしぶりにマンガの単行本を買った。
『路傍のフジイ』という、冴えない四十代の派遣社員の男が主人公の異色の作品である。
独身で恋人も友達もいない彼だが、自分一人の人生を楽しんでおり、それにより周囲の人が感化される様子が描かれる。
なんだか主人公のフジイが自分に近しいような気がしたのだけど、おそらく誰しも似通った部分があるから共感するのだろう。
そのうちテレビドラマ化されるんじゃないかと思っている。
ちなみに作品本扉の背景は尾道の下↓の写真のあたりである。
昼ごはん。 焼きそば