ジェイアールバス関東中央ライナーなごや号名古屋駅新幹線口 9:32
瀬戸内の住人にとって、雪をいただいた木曽山脈の裾野からなだらかに広がる高原の景色は珍しく、一面に広がる今は実も葉もない木々は桃なのだろうかりんごなのだろうか。
バスは伊那谷を北上してゆく。
名古屋から東京へ高速バスで行くのに、中央道経由は新東名経由よりも1時間余計にかかるにもかかわらず、運賃は同じである。
だったら中央ライナーのほうがいいじゃないか。急ぐ旅ではないし、新東名スーパーライナーより空いてそうだし。
実際片側二人席を占有できた。
電車に比べてシートピッチが狭いのが脚の長い僕にはやや難点だがそれは仕方がない。
諏訪湖も見れたし富士山も見えた。首都高の渋滞もなく新宿には10分早着。申し分のないバス旅であった。
6時間半を共に過ごした乗客たちは、あっという間に新宿の雑踏に紛れて見えなくなってしまう。
名古屋市中村区椿町 9:24 東京まで行く。 ドヤ(ホテル)から駅まで徒歩15分。もうちょっと近ければいいんだけど。