東海道本線尼崎駅 12:06
公園の遊具によじ登るのもママに支えてもらいながらでないとできない子も、ブランコを上手く一人で漕げずにパパに背中を押してもらう子も、いつか気がついたら一人でできるようになっている。
赤ちゃんを卒業して、少しずつ親の手が離れてゆく子どもの数年間。長いような短いような。
今年四歳になるお兄ちゃんの隣でママが「大きくなったでしょう」と言う。うん大きくなった。
でもこれからもっと大きくなる。ブランコも一人どころか立ち漕ぎできるようになる。そういう日がいつか必ず来る。見られるかなあ。
初夏の青空広がる公園には涼やかな風が吹いている。
山陽本線尾道〜東尾道 6:28 兵庫県尼崎市まで。