名古屋市交通局東山線伏見駅 13:32
夏の名古屋はサウナの中にいるようで、よくみんな平気な顔をして歩いているなあと思う。
地下鉄東山線の冷房のないホームで、マイクを持ってずっと立ち続ける駅員さんはたいへんな仕事だ。
いつもお世話になっている会社の新しいオフィスの内装写真を撮る。
オフィスにありがちな無機質さできるだけ軽減しようとしたようで、ずいぶんと優しい感じのするデザインであった。
2フロアあって、なかなかの広さだったが、なんとか1時間で撮り終えた。
名駅に戻って再び電車の旅。次は東京だ。
そういえば今朝のできごと。撮影に行く前に名古屋駅の広小路改札を通ると、切符を手にした一人のおばあさんが駅員に何やら聞いている。
若い駅員は「これ特急券なんで、(券売機で)乗車券出てませんか。見てきてください」と追い返すが、おばあさんは何がなんだかわかっていない様子である。
余計なお節介と思いつつも、声をかけずにいられない。
切符を見たら、名古屋〜静岡往復の新幹線特急券を2枚持っている。お金もその分しか払っていないというから、乗車券だけ追加すればよい。
代わりに券売機のタッチパネルを操作して乗車券を出してあげた。おばあさんから僕は仏様のように見えたことでしょう。たぶん。
広小路口に「みどりの窓口」がないのがいけないし、事情を詳しく聞かない改札の駅員も不親切だ。
そもそも万人が迷わず使えるようになってない券売機が問題である。
タッチパネルの最初の画面を見ても、ボタンの選択肢が多すぎて、どれをどうすればよいのかすぐに理解するのは難しい。JR東海のはとくに難解。
いきなり「切符の種類を選べ」という画面はハードル高すぎる。
はじめは「どこまでの切符ですか」と尋ねるようにしないと、おばあさんには無理だろうと思われる。
JRは人員や列車を減らす前に、券売機のUIを改善してほしいものである。
三島で花火大会があるのか浴衣姿の女の子がちらほら。