2018年6月9日土曜日

石川県金沢市東山 17:26




 
 
  
結婚式ではどんなに準備をがんばってしていても何かとトラブルが起きる。むしろ何事もなく結ぶほうが珍しい。
これから挙式される方には、トラブルも含めての結婚式だと思ってもらえれば、気持ちに多少の余裕が生まれるのではなかろうか……まあ、何事も起きないに越したことはないけれど。
 
着付けをしたサロンから神社へはタクシーで移動する。
挙式前に兼六園でのロケフォトがある。僕は後続のタクシーに乗っていたのだが、先に着いた新郎新婦がなんだか慌てている。どうやら乗ってきたタクシーが、後部トランクに新郎新婦のバッグを乗せたまま、帰ってしまったらしい。
 
僕が乗ってきたタクシーの運転手が無線で同僚を呼び出す。しばらくして件のタクシーが戻ってきて事なきを得た。バッグの中には指輪も入っていたようで、これがないと大事になるところであった。運転手は平謝り。
  
そんなこともあったが、挙式は無事に結んだ。
    
介添え役で新郎新婦に帯同してきた着付けの先生に、(金沢は)まだ紫陽花が咲いてませんねと言うと、「広島より寒いですから」と至極当然の顔をして返される。
庭園ではまだツツジがしおれずに残っていて、紫陽花の花影は見えない。
 
家族だけの結婚式に呼んでくださってありがとうございます。
まだ一緒に住んでいないという二人だから、先輩としてはあれこれお節介を言いたくなるけど、がまんする。きっと二人のご両親もそんな気持ちなのではなかろうか。どうか二人なりの家庭を築いてほしいと思う。
結婚おめでとう。末長くお幸せに。