尾道 12:01
2歳男の子の家族写真を撮り終えて、近くにあったJAの産直市場で野菜を買って帰る。いつのまにかレジでクレジットカードが使えるようになっていた。
男の子は始め僕を不審がっていたが、そのうち馴れて一緒に遊び始める。
小さな子どもとの距離の詰め方を言語化できれば本の一冊くらい書けそうだが、それが極めて感覚的なものであって、ズバッと来た球をカーンと打つくらい難しい。
プロ野球選手だって、ピッチャーが投げた球をストレートかフォークか瞬時に判断して打つのはかなり難しいだろう。
だから子どもを笑わせられるのは3割でいい。
ということにはならないのがフォトグラファーです。
ママは妊娠中で、二人目の子も男の子だという。二人の子の面倒を見るのは相当にしんどいはずだ。どうか疲れすぎないようにしてほしいと思う。
産直市場でパセリが一袋100円で売られていたので、パスタにでも入れようと買って帰ったら、ミチコさんに「うちの庭に生えてるでしょ!」と怒られる。「こないだ言ったじゃない!」
夫婦間の距離を詰めるのは難しい。