尾道 17:17
まあ今日は日本中が野球の話題で持ちきりで、誰もが軽い躁状態にあるようだ。
昼前に近くのホームセンターに買物に行ったミチコさんは、居合わせた人から「日本勝ちましたね」と話しかけられて、わけもわからず「すごいですね〜!」と返したらしい。(ミチコさんはWBCについてまったく何も知らない)
僕は彼らが帰国してくるときの成田空港はたいへんなことになるだろうなと思うくらいで、さしたる感慨もないのだが、大谷翔平の存在はなんと形容してよいのかわからない。
これほどまでにスター性のある野球選手は長嶋茂雄以来ではあるまいか。
野茂や松井やイチローもいるけど、黙々と野球道を極めるタイプで、華やかさというよりストイックさを感じる。
大谷ほど誰からも文句なく愛されるタイプは他におるまい。そこに実績が加わっているのだから、唯一無二である。
彼をすごいなあと仰ぎ見るばかりで、どうやっても近づけそうにない感じがする。
彼が老人になるまで見ていたいくらいだが、どうしたって僕のほうが早く死ぬだろうから、叶わぬことである。彼が現役を引退するくらいまでは生きていられるかな。
それにしてもWBC日本代表の活躍とは裏腹に、オープン戦のカープは散々な成績なのだが、ペナントレースは大丈夫なのか。
カープから唯一選出された栗林は体調不良で離脱してしまうし、元カープの鈴木誠也も参加しなかった。
あと一週間ほどで日本のプロ野球が開幕するのだが、監督が新井になったというほかは、明るい話題がほとんど見つからないのが不安というか、残念である。
カープほんまにがんばれ。
優勝したのでとりあえず猫を撮る。