東海道本線掛川駅 10:12

 
 

 
近頃は人手不足という4文字を見ない日がない。

教師、看護師、大工、船員、バスやトラックの運転手、飲食店コンビニなどのアルバイト、そのほかいろいろ。
 
まずもって50年前から子どもが減り続けているから、従事する人の絶対数が少ない。
 
政府は異次元の少子化対策などと喧伝しているが、関連予算を倍にするのに10年ほどかかるそうだから、やる気はないんだろう。
 
代わりに外国人労働者を増やそうとしても、円の価値が下がり続けているから、日本で働いても得しないのは誰でもわかる。
 


前に挙げた職種は(アルバイトを別にすれば)どれも拘束時間が長いわりに賃金が低いし、求められる仕事内容も多い。
 
どうも社会の基幹的な職種ほど、長時間労働低賃金になっていやしまいか。

いくらやりがいとかリスキリングとか言ったところで、収入が増えない仕事に人は関心を持たない。
 
人が少なくなれば、相対的にひとり一人の存在価値が上がりそうなものだけど、どうしてそうならないのか誰か教えてつかあさい。
 


今日は電車に揺られて尾道に帰るだけ。
 
駅員さんに運転士さん車掌さん、添乗してくる保線の作業員さんを見る。
 
電車を安全に動かすためになくてはならない仕事である。
 
出張撮影のフォトグラファーという、あってもなくてもいいような仕事をしていると、ときどきなんだか申し訳ない気持ちになるのである。
 
 
静岡県掛川市駅前 10:01 尾道に帰ります。夏だねえ。

東海道本線木曽川〜岐阜 12:31 木曽川の水が蒼い。

東海道本線穂積〜大垣 12:44 梅雨前線は日本のはるか南に。

東海道本線大垣駅 13:03 6月の平日にも関わらず、東海道線で中京圏から関西方面に行く人が多い。


東海道本線安土〜近江八幡 14:08 いつの間にか夏景色である。


山陽本線相生駅 16:59 糸崎行きは6両なので空いている。


山陽本線東尾道〜尾道 19:27 ただいま。