尾道 18:36

 
 
 
きゅうちゃんの歩き姿がよたよたして、足取りがおぼつかなくなってきている。
 
白黒ブチの猫で、埼玉の荒川の河川敷から連れて帰ったのが2010年の11月。おそらく15歳くらいだと思われる。

目立った病気もないし食欲も旺盛なので、まあ大丈夫だろうと思うのだが、脚を悪くしていて、もう椅子の上に飛び乗ることもできなければ階段の上り下りもできない。
 
少しずつ老いてゆく姿を見るのは、胸がふたがるものである。
 
いずれ自分もそうなるだろう。
 
歩けなくなったらどうするか。病気になったら治せるのか。
 
心配しても仕方がないが、考えておくのは無駄ではない。
  
「君たちはどう生きるか」という有名な小説があるけれども、「君たちはどう死ぬか」という物語があってもいいんじゃないか。
 
誰しも人生のゴールは同じで、死ぬことを考えるのは、とりもなおさず生きることを考えるのと同じだ。

五十を過ぎたせいか、だんだん老い先を考えることが増えてきたように思う。
  


そういえば、スタジオジブリの新作映画が「君たちはどう生きるか」で、来週7月14日に公開だそうだ。
 
作品の公式サイトもなければトレーラーもない。
 
まったく巷の話題に上ってこないなと思ったら、宣伝しないという会社の方針だった。面白いことをするものだ。
 


今朝は島根県のあたりで豪雨となり、浸水被害も出ている。
 
鉄道好きとしては、島根県のローカル私鉄である一畑電車が気になってしまう。
 
ネットで線路に土砂が流れ込んでいる写真を見かけたが、大丈夫だろうか。無事に復旧してほしい。

 
 






今夜のおさんどん。 カレーライス ポテマカサラダ 冷奴