東海道新幹線名古屋駅 19:10


 
 
  
東京へ。
ホームに立っていると、選挙の街宣カーが候補者の名前を連呼するのが聞こえる。明日は投票日だから、選挙活動もあと1時間足らずで終了だ。
 
今回の衆議院選挙は、自民公明与党の圧勝が予測されている。もっとも野党としての希望の党の性質は自民と似たようなものであるから、結果として大政翼賛的な議会になるのだろう。これはもう中国共産党のような一党独裁と同じであって、強権的な政治が行われることは想像に難くない。
  
緊張状態が続く北朝鮮に対しては、とにかくミサイルを撃たせないように交渉するしか方法はないと思うのだが、首相は圧力をかけるという。仮に日本が先制攻撃したとしても、一瞬でミサイル全てを破壊することは不可能であろうし、追い詰められた相手が発射したミサイルが日本のどこかに一発でも着弾したら市民に死者が出るというのを、どう考えているのだろうか。自分の住むところでなければミサイルが飛んできてもいいという人はおるまい。
 
そんなことを考えながら名古屋駅のホームで新幹線を待つ。クラいなあと自分でも思うがしかたがない。
逆に日本のマスコミは、自国に対してネガティブな報道はしない。前の大戦時もそうであった。