福岡へ。
晴れていれば離陸のときに夕日を眺められるはずであったが、すぐに真っ黒な雨雲の中に入ってしまった。久しぶりに機内誌を開いて浅田次郎さんのエッセイを読む。大した趣旨ではないのに、よくこれだけすいすい読ませる文章を書けるものだなあと感心する。それが仕事なんだろうけど。
そういえば、先日ホテルに置いてあった「おかめ日和」(作:入江喜和)というマンガをちょっと開いて読んだら、そのまま一冊一気に読んでしまった。あぶないあぶない。なんでもない日常を、よく面白いストーリーに仕上げられるものだと感心した。だから単行本17巻もの連載ができたんだろう。
プロの仕事ってそういうものなのだろうな。