北海道中央バス北札苗線モエレ沼公園東口 13:50





 
  

  
前撮り撮影。
今日の札幌は陽射したっぷりで暖かく、気持ちのよい気候であった。公園の紅葉は終わりかけ。あと1週間もすれば、残っている葉も落ちて冬のたたずまいになるのではなかろうか。結婚して関西から札幌で暮らすことになる彼女にとっては、初めての北海道の冬になる。
  
札幌出身の彼はここが地元。この公園には辛い思い出があるという。高校で野球部にいた彼は、日々の練習で公園の小高い丘を上り下りしたそうだ。「冬は長靴履いて走るんですよ。吹雪のときにそのへん(の林の中)に入るとマジで遭難しますよ」九州で育った僕には想像できない過酷さである。厳しい冬を乗り越える北海道人のメンタリティは強い。
  
撮影終えてその林の中に佇んでいると、心地よすぎて動きたくなくなる。木の切り株に腰掛ける。葉ずれの音が聞こえる。撮影中はリスの姿も見かけた。平日ということもあるが、都会の公園に比べて圧倒的に人が少なくて落ち着く。思索を巡らすには最適である…はずだが、何も考えられない。僕はただぼんやり座っているだけ。