西鉄バス北九州三条 15:44



  
 
 
  
七五三の撮影。
昨年はお兄ちゃんだったが、今年は妹ちゃんの番。二人とも人懐こい子なので、すぐに一緒に遊び始める。毎回子どもらと遊んでばかりなのだが、僕はそうしないと写真が撮れない。ほかのフォトグラファーはどんなふうに撮影しているのだろうと思う。
 
子どもの年齢や性格にもよるけれど、遊ぶときはこちらが派手に負けるようにする。子どもは勝つと嬉しくて笑うもの。たまにパパに僕と同じように遊んでもらうことがあるが、親としてのプライドがあるのか、なかなか負けようとしない。すると子どもはつまらなくなるから、また僕のところへやってくる。
   
日曜日の午後、小高い山の中腹にある神社には、参拝に訪れる人もほとんどいない。神社の隣地はちょっとした公園になっていて、気兼ねなく遊べる。秋の陽射しが申し分のない美しさ。