釧路駅前バスターミナル 15:35

  
 
 
 
  
釧路空港行きのバスに乗ると、急速にあたりが暗くなってくる。午後4時前に日没である。
 
感覚的には夜が近いのだが、高校生などはまだ学校にいるだろうし、会社勤めの人は仕事が終わっていない。日暮れが遅い西日本の住人はなんだか不思議な気持ちでバスの窓から外を眺める。 
 

9月6日の地震で道内の広範囲で停電したのは記憶に新しい。
 
地震が起きないに越したことはないが、真冬でなくてよかった。北海道での冬のブラックアウトは生死に関わる。バスの窓ガラスから浸み込む冷気を感じてそう思う。