阿寒バス鶴居線釧路駅前バスターミナル 8:54


 
 
 
2週間前に家族写真を依頼いただいたお客さんの元へ再び伺う。同じ牧場を営む三家族が集まってクリスマスパーティーをするので、その様子を撮るというのが今日のお仕事。
 
パーティーは夜6時からで、最終バスで行ってもよかったのだけど、そのついでに「とある日」も撮らせていただくことにして、鶴居村行き朝一番のバスに乗る。

バスには地元の人が2、3人と、外国人観光客が乗る。彼らは釧路湿原展望台で全員降りるだろうと思っていたら、白人女性の二人組は村役場前で下車した。何をしにここまできたのだろう。
 
 

鶴居村唯一のスーパーまで迎えに来ていただいた。
 
家に着くと、僕の携帯(ワイモバイル)の電波はもう入らない。それでも幹線道路から数キロ分け入った原野の中に住む家族にも、都会と変わらぬ日常がある。
 
これはもう山の中でも離島でも同じである。どこへ行っても同じような写真が撮れる。だからこそ個々の家族の日常がとてもかけがえのないものに感じる。日常は美しい。
 
 
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