上信電鉄上信線山名駅 16:46
七五三にやってくる子どもはさまざまで、着物や足袋を嫌がって泣く子もいれば、神社の雰囲気を怖がる子もいる。
反対に、はじめから公園に遊びに来たようにはしゃぐ子もいて、毎回どんな子が来るんだろうとどきどきしています。
三歳の女の子は神社がまるで自分の家の庭先であるかのようにすたすた歩いてくる。
そのまま神社の隣の空き地に駆け出していって、小高く盛られた丘の上に登ろうとするのを、パパが「登ったらダメ!」と注意する。
めっちゃ元気じゃね。「むしろ元気良すぎてたいへんです」とママがこぼす。
神社はちょうど秋祭りの真っ最中で、山道には出店が並び、境内には人が溢れている。
その人の合間を縫うようにして写真を撮る。
お兄ちゃんが六歳で助かった。だいぶ分別がついていてこちらの意図を汲んでくれる。
舞が奉納され始めると、彼女はすっとんで行く。そのあとをママが追う。
笛の音とともに鹿に扮した舞子さんが踊るのを、彼女は興味津々食い入るように見ている。
好奇心の塊なんだな。そのキャラクターのまま大きくなっていってほしいと思う。ママはたいへんかもしれないけど。
撮影終わってネットで試合速報を見たら、まだ終わってなくて間に合った。8回の上茶谷は敵ながら気の毒になるが、おかげでカープは2連勝してCSファイナルステージに進出。勝ってナンボの世界で生きてる人たちは精神的にタフなんだろうなあ。
第一スターナゴヤ(名古屋市中村区)