尾道 18:10
夕方、ミチコさんがガスコンロの火が点かなくなったというので、単1乾電池を買いにゆく。ガスなのだから電源がなくてもよいだろうと、ライターで点火を試してみたがすぐに消えてしまう。うまくいかないものである。ガス器具といえど、給湯器も停電すれば使い物にならない。うちの中で電気の供給がなくてもよいのは石油ストーブだけである。
電気がない日常は考えられないが、東日本大震災を関東で経験した身としては、その後しばらく続いた計画停電を忘れられない。
トイレでさえ通電していないと汚水を流すこともできないものが多い。ふだん便利なものでも、いざというときには不便極まりなくなるのに、みんなよく使っていられるなあと思う。うちは汲み取り式だからその点は安心している。