大阪環状線新今宮駅 11:08
夏の田んぼを眺めながら名古屋へ向かう。
18きっぷの季節になったので、米原駅と大垣駅の階段は電車を乗り換える人たちでごった返す。慣れている人は、駅に着く前に階段に近いドアに移動していき、駅に着くと同時に階段を駆け上がる。
その昔「大垣夜行」と呼ばれる快速列車があった。
東京駅を夜11時40分に発車して翌朝に大垣駅に着く。夏休みともなれば、3時間 前くらいから東京駅のホームに若者たちの列ができていた。列車は常に満員。狭いボックスシートに座って一夜を明かし、大垣に着くと、米原行きに乗り換えるために階段を駆け上がる…
ラクな旅ではなかったが、青春時代の思い出である。そのときの若者は今は新幹線や飛行機で移動しているのだろうか。
僕はそのときからほとんど変わってないのだが、なぜなのだろう。