阪堺電気軌道阪堺線住吉鳥居前 11:27



  
 
 
 
赤ちゃんも三人目となると、お宮参りも手馴れたものである。
祝い着をさっと掛けて社殿の前に行き、さあ写真を撮りましょうとなる。
 
ただこの暑い日に1時間外で撮影するのは考えものだ。家に帰って写真を撮ろうと提案すると、ママは部屋の中が散らかっているからと難色を示す。
 
しかしお宮参りはUSJで1時間遊ぶのとはまったく違う。

おじいちゃんおばあちゃんは暑くて早く帰りたそうだし、小さな兄と姉はすでに飽きていそうだし、このまま外で撮影を続けると、家族の皆さんの疲労度は増すばかりである。なんとか納得してもらってご自宅に伺うことにする。
 
家の中がいくら散らかっていても、二ヶ月の赤ちゃんを撮るなら畳1枚ぶんだけ片付ければよい。
 
床に寝転がってもらえれば三人兄弟の写真も難なく撮れる。というわけで、お宮参りの撮影は神社のほかにぜひご自宅を撮影場所に加えてほしいと思う。
 
撮影終えて、子煩悩なおじいちゃんが買ってきたたこ焼きをいただく。
僕は九州人なので、いわゆる「粉もん」を食べる習慣がないのだが、久しぶりのたこ焼きはおいしかった。ありがとうございました。