山陽新幹線福山駅 11:58
撮影のときに子どもが笑わないのはたいていつまらないからであって、それなのに「ニコニコして」と言っても笑うわけがない。
楽しければ自然に笑う。楽しいと感じるには遊ぶのが一番なのだが、なかなか一緒に遊んでくれない子もいて難しい。
それでも遊んでいないと、本格的にグダグダになってしまう。
五歳と三歳の兄弟ははじめからあまり遊びに興味を示さない。
かといって何かをするでもないから、僕は一生懸命に遊ぶ。
パパとママは七五三で子どもと遊ぶなんて思ってもいないから、及び腰である。
飽きると子どもはとにかくなんにもしない。なんとか1時間遊んで神社の石段を降りる。