東京地下鉄半蔵門線清澄白河駅 16:58
少しでも明るいうちに来てくれたらいいなあと思ったけれども、家族がやってきたのは午後3時ちょうど。
先に十歳の長女ちゃん七歳の次女ちゃんが来て、パパと末っ子ちゃんはあとから来るという。
清澄白河庭園のは深い木立に囲まれていて、強い夕陽が射す池の東側は撮りづらい。芝生広場はすでに日陰になっている。
七五三のお参りではなく前撮りだから、子どもたちと遊んでいないとすぐに飽きられてしまう。
末っ子ちゃんは二歳だし、違う年齢の子らと一緒に遊ぶというのは難しいものだ。
三姉妹はそれぞれ個性が違う。
長女ちゃんは体も大きくて中学生くらいに見える。小学校の休み時間は何して遊んでるのかと尋ねたら、「断固として外で遊ばない」教室の中で過ごしているという。マンガが好きらしい。
次女ちゃんは愛嬌もあって、アイドルになりたいと言う。長女ちゃんが「次女ちゃんならなれる」という。
末っ子ちゃんは、これからだ。
9年前に一歳の長女ちゃんを撮ったときを思い出すと、五人家族になった今が一番幸せなんじゃないかと思う。
毎日は慌ただしく過ぎてゆくけど、つかの間の1時間で家族の形を残す。
日が落ちて、庭園は急に暗くなる。
もっとゆっくり遊びたかったなあ。
七五三の前撮りだけなら5月の中旬あたり、暖かくて天気も安定しているのでおすすめです。
東京都江東区清澄 16:49 日没過ぎた公園にもまだ人が遊んでいて驚く。
東京都江東区清澄 16:54 本日の撮影終わり。2件目は七歳女の子の七五三前撮り。いつの間にか三姉妹になっていた。パパとママを入れて五人の家族写真は、シャッターを切るごとに誰がか目をつぶっていて画像処理のとき焦る。20枚くらい撮って1枚しか残らない。