京都市交通局203号系統北野白梅町 12:14
北野天満宮には修学旅行の小学生中学生高校生が引きもきらずにやってくる。
小学生中学生は班別行動なのか4人グループでタクシーの運転手に連れられてくる。
高校生は団体でぞろぞろ引率されてくる。神社に連れてこられて退屈そうだが、コロナの影響で修学旅行に行けなかった子らのことを思えば、それがあるだけでも幸運である。
七五三のお参りに来た五歳の男の子はどうだろう。
よくわからぬ場所に連れてこられてぼんやりした表情で参道を歩いて来たが、遊び出せばとたんに目が輝き出す。
そうなると四つ年上のお姉ちゃんもじっとしていられず一緒になって遊ぶ。
彼女は弟のことが気になって仕方がない。世話焼き係である。手を引いて歩くし、遊びも彼をリードする。
男の子もそんな姉を慕う。仲がいいのだ。
撮影は七五三の男の子が主役なのだが、彼女が一緒に写っている写真が多い。
二人が大きくなっても、今と同じように仲がいいのだろう。
たぶん会うことはないだろうけど、十年後の二人を見てみたい。
これはどの子でもそう思う。
京都市上京区馬喰町 11:41 本日の撮影終わり。五歳男の子の七五三。 ママの母上が男の子の襟元を直そうとするので、この(着物の)お店は着付けがなかなか上手いですよと言ったら、「わたしが着付けたから。いちおうプロなんで」と返されて、はああという感嘆詞しか出ない。
大将軍(たいしょうぐん)八神社。あてなく歩いていたら偶然前を通りかかる。平安遷都の頃の創建とあるから1200年前とずいぶん古い。入口の立て看板には建築・移動・旅行の方位除け・厄除けのご利益ありとのことなので入って手を合わせる。
たまたま乗った電車がちいかわとのコラボ電車。梅田に着くなりスマホを持った人たちがわらわらやってきて写真を撮り始める。ちいかわってそんなに人気なのか。リラックマとどう違うんだろう。(まったくわかってない)
大阪市北区角田町 16:05 梅田に着いて、しばらくここで仕事の続き。街中に観覧車があるのが珍しいのか映えスポットになっているようで、外国人旅行者が写真を撮ってゆく。広場にはいろんな人がやってきて、人を見ているだけで飽きない。