伊予鉄道砥部線椿前 13:44








 
 
 
  
七五三の撮影。
前回松山に来たのは4年前。彼女が二歳のときであった。
「覚えてますか」と聞かれたのだが、撮った写真がいくつかすぐに思い浮かぶ。撮影写真の全てを画像処理していると、不思議と覚えている。その作業がないスナップライトプランでの撮影は記憶に残らない。
4年前も今日もいいお天気で小春日和の暖かさである。
 
撮影終えて、松山駅まで戻る。
伊予鉄は4年前と違って電車もバスもコーポレートカラーであるオレンジ一色の塗装になっている。特産品のみかんをイメージしているのだろう。カタカナの「イ」を四つ組み合わせた社章も姿を消し、アルファベットのロゴに統一されているようだ。インパクトがあってよいが、かつてのクリーム地にオレンジの線が入った塗装が懐かしい。
 
バスで松山市駅まで行き、路面電車に乗り換え。昭和32年ナニワ工機製の古い車両は内装が木製である。これに乗れただけでも松山に来たかいがある。大手町ではちょうど郊外電車が通過してくれて、平面交差独特の車輪の響きを堪能する。
地方私鉄は乗るだけで楽しい。伊予鉄のほかにも一畑電鉄(松江)、富山地鉄、長野電鉄とか乗ってみたい。誰か撮影に呼んでください。