片町線鴫野駅 14:26
雨上がりの七五三。
小さな神社で、祈祷しようとすると神主さん不在でできず、1時間をのんびり遊んで過ごす。もうすぐ五歳の男の子だからアホなことをすればすぐに調子に乗って遊びだす。
撮影終えて、駅に戻る道を横にそれてみる。「南鴫野商店街」というサインボードが見える。昭和時代から続いていると思われる店が並ぶアーケードの寂れ具合がいい。お好み焼き屋の店先で、お店のおばあさんとどこかの店の主人が椅子に腰掛け世間話をしている。布団屋さんの奥では店番のおばあさんが居眠りしているのが見える。中には洒落た新しいカフェがあったり、仕事している店もあるのだが、商店街に積極的に客を呼び込む雰囲気はかけらもない。このくたびれ感がたまらない。
大阪には時代から取り残されたようなレトロな商店街があちこちにある。それらを巡ってみたいなあと思う。そこに短期間住むのもいい。