しなの鉄道しなの鉄道線平原駅 18:22

 

 
 
 
 
画像処理をしていたが、つと立って窓から見える夕焼けの写真を撮る。
すると近くの席にいた女子高生二人が「なに? ヤバイ、夕焼けヤバイんだけど。写真撮りたい」と言い出す。今は形容詞がひとつで済むので便利だ。

撮った写真はすぐさまインスタグラムにアップして「イイネ」をもらう。写真は見たものを共有するツール。夕焼け空も彼女らにとってはスタンプと同じものかもしれない。

デジタル写真が普及して20年近く経つ。これからも写真の持つ意味が少しずつ変わり続けるんだろうけど、シャッタースピードボタンを押すのが人だというのは変わらない。撮られた写真に現れるのは、その人となりである。
  
 
明日は大阪で撮影なので今日は名古屋まで。
篠ノ井から特急「しなの」に乗ると、松本まで仕事帰りのサラリーマンで満席。「しなの」は時間的にホームライナー的な役割もこなすらしい。長野〜松本間に短距離の「しなの」を設定すれば需要がありそうだけど、JR東日本がJR東海に遠慮してるんだろうか。