和歌山バス和歌山市内線117系統県庁前 19:11




 
 
 
新婦は、彼女のピアノの先生が30年前に自身の結婚式で着たドレスを着て現れた。
 
サイズがぴったり合ったから借りたという。クラシックなシルエットがかわいらしい。
 
美術館の中にある本屋さんのようなカフェで結婚披露パーティーである。

9月に和歌山県田辺で結婚式を撮影したカップルは終始リラックスして友人とのおしゃべりを楽しんでいた。豪華な披露宴もよいけど、時間に追われないのんびりした披露宴がいいです。
 
テーブルと椅子が並べられたのは屋外のテラス。寒さが心配だったが、それほど冷え込むこともなく和やかな雰囲気のままお開きとなった。
 
 
新郎新婦の結婚式もそうだったのだが、フリーのウェディングプランナーさんが入っておられて、諸々の手配差配を行っていた。

プランナー、それもフリーの立場で働く人は、クライアントと現場の間に立って、あらゆる調整を行う人である。
 
さまざまな気苦労があると思うのだが、彼女はそれが天職とばかりにパーティーが開いてからも最後まで残って片付けなどをしておられた。
 
プランナーさんに限らず、フリーランスという人種の大多数は、その仕事をやりたくてやっている人だ。その人ごとに個性や癖があるけれど、決してクライアントに悪いようにはしないし、させない。
 
だから安心して頼っていいと思うのです、僕も含めて。フリーランス万歳。