高崎線鴻巣駅 16:04
鴻巣駅のやや北側にある鴻(こう)神社には、コウノトリが大蛇から巣の卵を守ったという言い伝えがあり、そのため安産の神様として信仰を集めている。
七五三の祈祷を撮ってよいということだったので拝殿に上がると、安産祈願をする三組の若い夫婦と一緒になった。
玉串を捧げるのは妻のほうで、みな神妙な表情でぎこちなく柏手を打つ。元気な赤ちゃんが生まれますように。
六歳と三歳姉妹の両親と会うのは7年ぶりのこと。結婚式を撮影したカップルだが、すっかりパパとママの顔になっていた。
子どもたちは天真爛漫そのもので、すぐに打ち解けて一緒に遊ぶ。それはよいのだが、彼女らは遊ぶことに気を取られすぎて家族写真がなかなか撮れない…
お姉ちゃんは来年に七歳の七五三をするという。「わたしのときも写真撮りにきてね!」と言われたが、はたして来れるかどうか。先のことはわからぬものです。
子どもと遊びながら、落ちている木の実を食べることがある。
固く丸い緑の 種と、ブルーベリーのような柔らかい黒紫の袋状になったものがくっついている実が落ちていたのをお姉ちゃんが拾った。
柔らかい袋状のもの食べてみるとかすかに甘い。これは食べられると思ってその木を見上げると、イチイに似ているが何の木だかわからない。
彼女も面白がって食べようとするが、パパとママが見ている手前、止めておいた。
あとで調べてみたら「イヌマキ」という木で、実の黒紫(熟す前は赤色)の部分はやはり食べられるそうだ。ちなみに固い緑の種は、わずかに毒があるそう。
子どもの写真を撮っていると、いろんな発見があるものです。
イヌマキの実をジャムにする人もいたので、ちょっと紹介。
http://live.caferoman.com/?p=753