京阪電気鉄道鴨東線出町柳駅 17:03








 
 
紅葉狩りを楽しんだ人たちか叡山電車を降りて京阪の駅になだれ込んでくる。
 
いつでもどこでもそうだけれど、名所というところに群がる人たちは、混雑というものを苦にしない人たちであるのを実感する。僕は苦手だ。 
  
 
七歳の女の子は、緊張しながらも僕と一緒に遊んでくれてありがとう。
2年前はずっとご機嫌斜めの1時間だったので、おそらくパパとママがほっとしたことだろう。
 
七歳になれば、こちらの指示をちゃんと理解して、その通りに動いてくれる。ポーズをとるのも上手だ。でもそのぶん無邪気さが影を潜める。彼女の成長とともに感じる一抹の寂しさ。
 
  
 
今夜のうちに尾道に帰るので、京阪は東福寺で降りてJR奈良線に乗り換えて京都駅へ。
  
東福寺からひと駅で京都なのだが、いつも若干の面倒くささを感じる。京阪からダイレクトに東海道線に乗り換えられたら便利なんだけど。
   
京阪から乗り換える人でJR東福寺駅の狭いホームは人で溢れている。警備員が何人も立って「2列に並んでください!」と声を張り上げているが、2列どころか列にもならないほど人が密集している。少し押されたら線路に転落しそうだ。
  
20年以上前のことだったか、高架化される前の夜の北千住駅に降りたときのことを思い出す。JRと東武の乗り換え駅は現在とは比べものにならないほど混雑していて、ホームの端を歩く人に触れそうな近さで電車が通過していた。
  
東福寺駅に京都行きの電車がゆっくり入ってくる。運転士も緊張するだろう。
  
現状の対面式ホームでは難しいから、名古屋市営地下鉄東山線の名古屋駅のように長い島式ホームにして幅を広げたらどうか。工事するのはたいへんだろうけど。